つくばねオートキャンプ場2(2014.12)

タガヤス

2014年12月09日 22:35



2014年12月6~7日にかけて、つくばねオートキャンプ場へ行ってきました。

昨年10月以来、2度目の利用です。


今回のキャンプの目的は薪ストーブのインストール。
キャンプデビュー1年半で、ようやく念願のひとつがかないます。

薪ストーブは、tent-mark designsのiron stove 改。
少々お高いですが、車への積載を考えると他に選択肢はありません。

まずは屋外で火入れの準備。この時点ではピッカピカ。

テント内に入る横引きの煙突と断熱材を一緒に燃やします。

いい調子で燃えてくると、ゴムが焼けるような嫌な臭いが少し漂います。

満杯に詰めた薪が燃え尽きた後にテントの中にインストール。

いきなり完成写真で幕内はこんな感じ。

ベンチレーターのメッシュを切り取って煙突を外に出します。
横引きは、直筒1本と半筒1本。幕と接する箇所にロックウールの断熱材をかまして、隙間をふさぐためにロックウールの外径に合わせた穴をあけたMDFの合板で幕をサンドイッチ。MDF板の厚さは5.5mm。軽くて良いです。

煙突にφ5mmの穴をあけて本体とピンで固定。

煙突の支えは外壁固定用の金具を利用。ついでに、直筒と半筒の接続部も固定。

外はこんな感じ。

ロックウールの内径が煙突の径より微妙に大きいため、幕と煙突はフリーの関係になります。

直管とエビ曲りの接続箇所にも支えをかませます。

縦の煙突は直筒3本。縦横比2:1で煙を吸ってくれるかどうか・・・

エビ曲りが回転して煙突が横倒しになりやすいので、煙突の両側に張り綱を張ります。さらに念のため、煙突下部を鉄筋+針金で固定。

煙が逆流しないか心配でしたが、問題なく燃やせました。

ストーブに近い煙突はかなり高温になるようで、ピカピカのステンからくすんだステンへ。よさげな色に変色。

ファイアーサイドの温度計。つくりは簡素ですが火力を安定させるためにはとても役に立ちます。慣れれば必要ないかもですが・・・

少々タールが出ましたが、まあ気にしません。

薪ストーブのスペースを確保するため、寝床を縮小。純正の吊り下げ式インナーから、Quechuaの 2 SECONDS FRESH IIを利用したカンガルースタイルに変更。
2人用テントではありますが、大人2人子供1人ならば十分な広さです。


12月とはいえ、フリーサイトはまずまずの混雑でした。




初の薪ストーブ導入でしたが、まずまずうまくいったかなという感じです。
ストーブの熱にビビッて、横引きを長めにとりましたが、幕は全然熱くなっていなかったので、次回は横引きを直筒1本で試してみたいと思います。

さて、次回はいよいよ雪中キャンプになるのかどうか・・・



Quechua(ケシュア) 2 SECONDS FRESH II

2人用ですが、大人2人、子供1人ならば十分な広さ(寝相が良ければ)。設営は圧倒的に楽(というか、テント内利用のカンガルースタイルならペグダウンも不要なので、本当に一瞬)。撤収は少々慣れが必要かと思います。初めて使うときは、キャンプに行く前に練習しましょう。つくりはやや安っぽいところもありますが、値段を考えればお買い得かと。ベンチレーションを考えた製品のようですが、結露はしっかりします。


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つくりはとても簡素ですが、薪ストーブ初心者には必需品かと。効果的な燃焼をさせるための目安になります。


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φ106mmの煙突の断熱材としては最適かと。表面をアルミシートで巻いてあるので、ロックウールがボロボロはがれずにとても良いです。長さは1mあるので、半分に切って使いました。普通ののこぎりで簡単に切れます。ストーブの火力が強すぎると、断熱材の表面を触り続けられない程度に熱くなりますが、おき火で安定すれば、ほとんど熱くなりません。断熱効果は非常に高いと思います。




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